奈良の行政書士事務所法務ルームです。奈良公園の南側の高畑を歩きました
昔ながらの土塀が続く風雅な街並みが残っている旧市街です

遺言書を作った方がいいですか？

と尋ねられたら

はい。とお伝えします。作ってなくて困ったことがあっても作って困ることはないです。

今回のご相談者はお子さん達に遺言書を作った方がいいと言われた方でした
不動産と預貯金をお持ちで
子ども達はみんな一流企業に勤めていて
お金に困っている事もないし、仲もいいので3人で分けたらいいと思っているんです。とおっしゃっていました。

しかし不動産は亡くなったご主人の名義のままでした
市役所に半分は妻のもの、半分はお子様達の折半と言われたので半分は自分の名義だと思われていたようでした

まず、ご主人名義の不動産を誰が相続するのかを決めましょうか。とお伝えしました。

すると、その話をすると兄弟で揉めそうだ。と言われました。兄弟で仲違いをしているのでと。あれ，最初に聞いた話と違うかな？？
法定相続どおり(市役所に言われた💦とおり)に不動産をわけちゃったら
後々スムーズに行かなさそう…
最終的に不動産をどうするのがいいのかを考慮した遺産分割協議をして
遺言書は作られた方が絶対にいいです。

ご相談者の話はしっかりお聞きして
ほんとの所まで聞き出せるようになる事がポイントですね。

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